「007 スカイフォール」

007シリーズを映画館で見たのは初めてかもしれない。
有名な作品だがたくさんはあまりみておらず、ピアーズ・ブロスナンくらいからしか見ていないのだが、今回は50周年作品でいろいろな過去作品のオマージュがちりばめられているというから初めから見てみたくなる。

ダニエル・クレイグは十分若いと思うのだが、今回は年寄扱いされている。武器調達係のQが今回は草食系オタクの可愛い男の子だから余計なのかもしれない。オープニングから映像がとても幻想的で美しいし、アクションシーンもハラハラドキドキで面白い。
でも最初の方にテーマソングが流れるのがなんとも昭和な香だ。
上海やマカオの様子もスタイリッシュで幻想的で美しい。

適役のハビエル・バルデムがへらへらとしている様子がかえって不気味さを醸し出しとても迫力がある。それにしても女性はやはり虐げられる存在なんだなとボンドガールを見て思う。

諜報部員のイブもお飾りでなく、なかなかの肉体派でかっこよかった。オフィースウエアから伸びた腕の美しさにはっとする。

それにしてもジェームス・ボンドが本名ということに驚く。
007という名前があったとしても、本名であちこちに出歩いていて問題ないのだろうか??
そしてやはり彼はイギリスよりロシアのスパイっぽいんだよな。
見た目のせいかな?

Mの最後もなぜああなってしまったのかよくわからなかった。
見逃しているのか?手の傷が理由??