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アントニオ・ロペス展 現代スペイン・リアリズムの巨匠  文化村the museum

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アントニオ・ロペスはグランビアの絵を見たときにすぐに行ってみたくなった。
写実的な風景画が多いのかと思ったが、必ずしもそうではない、
「花を生けたコップと壁」はガラス瓶に水が入っている様子がとてもきれい。
「眠る女(夢)」や「食品貯蔵室」は立体的な彫刻風絵画でとても実験的で面白く
立体的で迫力があり、興味深く見た。浮彫というのだろうか。
 
ロペスの作品はとても実験的なものが多い。
 
大きなマドリッドの風景画が数点あるのだが、どの作品にも大都市の喧騒の中
人影が一切なく、人物がまるでいない情景なのでとても違和感を感じ
落ち着かない。
 
グランビアの絵にも人影はないのだが、これには見ていてもさほど違和感がない。
この絵の前い立つとグランビアにいるような気になり絵に包まれる。
しばらく見入ってしまう。
 
スペインは光と影の国だ。光が強烈だから影がより強くはっきりとする。
同じ光と影でもイタリアはもう少しマイルドに感じる。
スペインの影はそのまま闇や暗さと思うのだ。