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杮葺落五月大歌舞伎

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新しくなった歌舞伎座に行ってみた。外観も内装も以前と変わらない印象だが
エスカレータがあったり、トイレが新しかったり、やはり変わっている。
 
どこもかしこも混んでいるが、なんとかイアホンガイドを借り着席。
イアホンガイドはかなり久しぶりに借りたが、ずっと解説しているわけではなく
ポイントを押さえることができてわかりやすい。
思えば歌舞伎自体がかなり久しぶりなのだが、ネットでの吉田屋の評判を
何気なく見たら猛然と行きたくなり、思い立って千穐楽の切符を手に入れた。
 
私が見に行ったのは、第2部(14時40分開演)の会で、
伽羅先代萩 一幕二場 御殿 床下
お家騒動の中、幼君が毒殺されそうになったのを、わが息子が身を挺して守り
ゆえに息子をなぶり殺しにされた乳人。お家転覆の仲間と誤解されるが・・
乳母に藤十郎幸四郎吉右衛門も出演のお話。
 
夕霧伊左衛門 廓文章 吉田屋
放蕩の上、勘当された遊び人のボンボンに伊左衛門に仁左衛門さん、
彼の恋人夕霧に玉三郎
一文無しになり、うらぶれた伊左衛門が夕霧会いたさに吉田屋の前を
うろうろしているうちに主人に中に通してもらう。
主人夫婦は仲を取り成そうとするが、他の座敷に出ている夕霧にすねて
それまでは会いたくてそわそわしていたのに、実際会うと夕霧に冷たくする
伊左衛門。彼の機嫌が直るころ実家から勘当を解き、夕霧を身請けするという
使いがやってきて二人は幸せに暮らすというハッピーエンドだ。
 
やはりニザ玉はいいな~。
本当に美しい!! 仁左衛門さんもかっこいいが、やはり彼はスタイルがいい。
ボンボン育ちで悪気がなく、甘いところもある様子が、呆れるだけでなく
可愛く見える。玉三郎の衣装も目を引く美しさと豪華さ。
昔は歌舞伎の舞台で誰が誰かわからず、大向こうの掛け声の屋号を聞いて、
「あの人は孝夫さんか」「玉三郎か」と判断していたが、今は
顔を見てわかるようになったので月日を感じる私。
最近は二人の競演が少なくなっているようでとても残念だ。
もっともっと一緒の舞台に立ってほしいな。
歌舞伎の舞台は顔に迫力がある大きな顔の方が舞台映えするという話もあるが
やはり顔が小さくて、スタイルがいいのはかっこいいのだ。
かっこいいのや美しいのが見たい。
そして大病後の仁左衛門さんは体力的にかなりきついようで心配したが
お元気そうで安心した。
しばらくハードな日程が続くのでお体を大切にしてほしい。
 
ところで、久しぶりの歌舞伎座で、なんとなく素人の私がいうのもなんだが、
素人のお客さんが増えた感じがする。
昔と比べて掛け声や拍手やらに変化を感じた。