*[本]「和菓子のアン」 坂木司

和菓子のアン (光文社文庫)

和菓子のアン (光文社文庫)

和菓子屋でアルバイトするちょっと太目の杏子。いつしか、和菓子の歴史やまつわる物語に触れ、興味を持っていく。買いにくるお客さんにも物語はあり・・

 

おいしい和菓子屋さんで杏子は働いているのだが、その社員たちも自分たちが売っている和菓子に誇りを持ち、自信を持って勧めている様子がとてもうらやましい。

やはり自分で売る商品に惚れ、愛を持たなければ売るのはつらい。

定期的に季節に合わせて新作の和菓子が店頭に並び、自分でも試食をしてお客さんに

勧めるのもいい。和菓子を絡めたミステリになっているのも面白かった。

ところでお屠蘇ってみりんなの?