「ジェーン・オースティンの読書会」


5人の女性と一人の男性がジェーン・オースティンの著作を一冊づつ担当して
定期的に家に集まり読書会をする。
読書会とはどんなふうに進行していくのかと興味深く見ていたが
みんなで読み合わせるという堅苦しいものではなく
好き勝手に世間話のように登場人物やオースティンに関して
話しているのが自由な雰囲気でいい。

なんとなく古臭い感じがして読んだことがなかったが
この映画を見ているととても読みたくなる。
でも邦訳が古いものが多いだろうから手に付けずらい。
かといって英語で読むのも大変そうだしな。

フランスに行ったことがないフランス語教師の女性が
「でもモントリオールには行ったことがあるの」というせりふがあり、
カナダのフランス語ってフランスのと違ってるよなと思ったりした。

この読書会に集まるみんなもそれぞれに悩みを抱えているのだが
最後は全員がハッピーエンドで暖かい気持ちで見終えることができた。