- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2008/09/26
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後唐時代の中国王朝内の愛憎と陰謀を描く。
王妃は継子の長男と不義、王はそれに気付いており、王妃の薬に毒を持って少しずつ飲ませている。
真面目な次男、天真爛漫な三男。
近づく重陽節に向けて一心不乱に菊の刺繍を施す王妃は、どんなに体調を崩していても
手を止めない。不審に思った長男は王妃の反乱の思いを知り・・
とにかく画面がゴージャスで、外人向けにわざとらしいまでに飾っているのではと思うほどだった。
ヨーロッパのビスコンティ映画のような中国映画だ。
コン・リー見たさにこの映画を見たが、衣装、インテリア、セットなどみんな豪華で
見ているのは楽しいが、反乱軍を迎え撃つ王の軍との戦いは、あまりに多くの人が死に、
その後何事もなかったかのように食事シーン(もちろんここでもいろいろあるが)
にはちょっと違和感。
それにしても女官や王妃など、女性たちがみんな胸を大きく開けたドレスを着ている。
中国のドレスといえばなんとなく首元の詰まったものと思ってしまうが
昔の女性はこんな恰好だったのだろうか?
ここがまたヨーロッパ風に感じてしまう。