「清水和音 ラフマニノフピアノ協奏曲全曲」

場所 サントリーホール
ピアノコンチェルトを全部やるとは演奏者並びに観客の体力は
どうなるかと思ったが意外に両方大丈夫だった。
曲順は
ピアノ協奏曲第一番 
ピアノ協奏曲第二番
休憩
ピアノ協奏曲第4番
パガニーニの主題による狂詩曲Op.43
休憩
ピアノ協奏曲第3番

ラフ3を最後とは大胆な!と思ったが
やはり盛り上がるしいい。

オーケストラは東京交響楽団だったが、女性団員が多くてちょっと驚く。
ハープの近くのP席で見たのだが、パープ奏者の女性のパンプスが
ちょっとラメが入っていておしゃれだった。

清水さんは4番をみんなに聞いてもらいたくてこのコンサートを
やったようなことをパンフレットで言っていたが、
生憎と私の心には刺さらなかった。
むしろ1番などは美しいメロディでいい曲だったんだなと認識。
アシュケナージ版の全曲CDがあったはずなので後で復習してみよう。

ステージがとても狭く感じて、お互いがぶつかるのではと
遠慮して思う存分弾けないのではと余計なお世話を感じるほどだった。

ピアノはスタインウエィなんだろうが、ベーゼンドルファーのような
残響があるなと気になっていた。

通しで聞いて、一番、3番がうまく音楽として融合している。
他はピアノの音が小さすぎるとか、なんとなくしっくりきていないと思えた。