シアターコクーンが修繕中の間に、西巣鴨の体育館にて行われた芝居。
作は清水邦夫、演出は蜷川幸雄。
舞台は昭和の場末の街でムシムシした中雨が降り続いている。
舞台で雨が降ることは知ってたが、まさかずっととは思っていなかった。
すごく斬新なのだが、役者はびしょ濡れで演技を続け
風邪をひいたりしないのだろうかとドキドキしながら見ていた。
お芝居自体はわかりづらい内容でアングラの香りがプンプンしたが
蜷川さんらしいものだった。
今回は窪塚君を見てみたくて行ったのだが、
まず舞台に現れた彼を見て、スタイルがいいのに驚く。
そして顔が小さいせいか背も高く見える。
彼は基本スーツを着ているのだが、やはり綺麗な男の子が
綺麗な恰好をしているのは見ていて気持ちがいい。
ふと顔を伏せたりするところもとても美しい。
窪塚君のことを蜷川さんはとても買ってくれているようなので
うれしい。彼にはもっと役者をがんばってやってほしいな。
舞台を見ながら、ARATA君が三蔵法師で窪塚君が孫悟空なんてやったら
どうなんだろうと思った。
私の大好きな「ハゲタカ」の鷲津さんを窪塚君がやったらどうなんだろうとか。
魅力的な役者なんだからいろいろとトライしてほしい。