「わたしを離さないで」

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)


カズオ・イシグロの本は「日の名残り」しか読んだことがなかったが
これには興味を惹かれた。
イギリスの美しい風景にも惹かれ先に映画を見る。

あらすじはおおよそ知っていたので衝撃はなかったが
静かな悲しみがずっと底に流れているような映画だった。

主人公でストーリーテラーのキャシーが
子供から大人になったところは、まるで違和感がなく
役者が変わったことに気付かなかったほど自然だった。
シャーロット・ランプリングは久しぶりに見たがイギリスの厳しい教育者に
ふさわしい。
キーラ・ナイトレイはずっと栗山千秋に似ているなと思いながら見ていた。
後でサイトを回っていて、アンドリュー・ガーフィールド
ソーシャルネットワークのエドアルドと知った。