犬とのオムニバス映画。
予告で見るとどれもこれもすごく面白そうだったが、
映画を見るとなんとなく物足りなく思った。
もちろん南朋ちゃんのお話は別。
子供の頃に飼った犬が死んだことがトラウマになり、犬を飼えなくなった
南朋ちゃん扮する一郎。松嶋菜々子扮する奥さんの美里が強引に飼う事に
決定。その話の強引な持って行き方が笑えた。
一郎は若年性アルツハイマーになり、いろいろなことを忘れていき・・・
幼い頃の記憶もあり、犬と心を触れ合わせていくお話だ。
子供時代の南朋ちゃん役をしていた、林遼威君がまた南朋ちゃん似で
可愛い上に健気でとてもいい。「ただいま」と家の帰ると
飼っている犬のジローが喜びいさんで駆けつける。
家にいないので探しにいった一郎君が公園で大きな声で
「ただいま！！」と叫んでいる姿には涙が溢れる。
大人になってからのシーンでも病気が病気なだけに胸が痛んで
切なくも怖いのだが、その一方でカーディガン姿やパジャマ姿の
南朋ちゃんが妙に可愛くて萌える。
菜々子のファッションも素敵で、真似したくなる。
それにしてもあんなにすぐにアルツハイマーは進行するものだろうか？
そして彼の実家には知らせたのかしらと気になった。
