「犯罪小説家」雫井 脩介

犯罪小説家

犯罪小説家


ミステリーの文学賞を取った作家の待居に、執拗に近づき映画化の話を進める奇才小野川。
ネットの集団自殺サイトとその主催者の話をやたらと作品に関連付けして待居にする小野川と
それを疎ましく思っている待居だったが、確信に迫ってくると・・・


これもぞわ〜っと怖くなるお話だった。予想できる結末でもあったが、途中小さな
どんでん返しなどもあり、読んでいて、どうなのかな?と揺れる。
薄い本なので、重厚といった感じではないが、思ったよりも怖くて面白かったかも。