「At Home At The Zoo」 シアタートラム

作 エドワード・オルビー
演出 千葉哲也

諦めていたこの公演に行けて本当にラッキーだった。

出演者は3人だけの不条理劇と聞いてちょっと心配だったが
とてもおもしろいお芝居で大満足。
1部ではキョンキョンと堤真一の夫婦のリビングでの会話。
2部では南朋ちゃん堤真一の公園での会話。
朋ちゃんは猫のような男を好演していた。


席はステージ横の一番前の席で、激近!
キョンキョンのベディキュアや南朋ちゃんの汗、武骨な手までばっちりと見れた。


後半の幕が開き、彼が一言セリフを喋ったのを聞いてすぐに「あ、いい声」と思った。
この公演が始まってしばらくたったためか、南朋ちゃんも随分となれてきたようで
最初の頃に行った人達のブログを読んだ感想と違ってとてもよかった。
「恋する妊婦」の時は連日連夜飲み歩いたようで、かなりふっくらしていて
今回も?と思っていたら、スレンダー体形で安心した。
これだけ毎回汗をかいていたら、きっとジムに行っているのと同じで
太らずにすみそうと感じてしまった。

1幕が終わった場面転換にハチャトリアンの「仮面舞踏会」が流れて嬉しくなった。
やはりいい曲だ。
時々ふとウッディな香りが鼻をくすぐるのは、舞台装置だったのか、誰かの
フレグランスだったのか?


もう一度是非見たい。
舞台は見に行く機会はなさそうだし、テレビで放送してほしいな。
今回彼は猫のような男を好演していた。
朋ちゃんで今後どんな役が見てみたいかと考えると
白い巨塔」を見てみたい気がした。
財前教授でもいいし、里見先生でもどちらでも味のある面白い役になりそうな。
大友DでNHKでやってくれないかな?