- 作者: 齋藤孝
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2008/02/21
- メディア: 単行本
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ビジネスに結びつく学び力、というか仕事にあたる姿勢のようなものを
解いた。
優秀な経営者が次々と異業種の経営者に変わっていったりするのを
不思議に思っていたが、それは彼らは「経営に関する共通の原理を
つかんでいる」ため、それをそれぞれの会社に当てはめていけばいいので
できるのだとあったは、何だか小さな謎が解けたような気がした。
常に他者の期待や相手の意図を的確に捉える能力は、
仕事をうまくこなすために必要不可欠という。
「何のためにこれをするのか」
「今自分は全体の中のどの段階にいてどうしたいか」
という目的意識と自己位置を確認し続ける思考習慣をつけ
全体を把握把握する癖をつける。
先入観を捨て、自分の目線ばかりでなく、上司の目線で
見たり考えたり、他人の目線で考えてみるとステップアップする。
自分より上位の人がどんな意識を持って動いているのか、
常に観察してメモするのはとても役立つ。
彼らの考えをトレースしていれば次にどんなリクエストが出てくるか
わかるようになる。自分がその立場になったときもわかっているから有利。
これもなるほどと思ったが、きっと現実には難しいんだろうな。
でもたまに取りいれることはできそうだが。
新しい才能を開くためにも、無理目の仕事も断らずに振ってもらい経験する
ことが大切。守りに入らない。
学び力を高めるためには、一桁違う量をこなすというのも肝心らしい。
量をこなすと自信につながるし、余裕をもってあたることができるようになる。
つらい事だがやってしまえば確かに余裕がでるし真実だと思う。
でも追い込まれないと自分からは難しいそうだ。