- 作者: 福永武彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1956/03/13
- メディア: 文庫
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サナトリウムで暮らす汐見は自殺行為にも似た手術を
受けて帰らぬ人となった。
彼が残した2冊のノートには青春時代の純愛、
藤木忍への苦しい愛、彼の死後に彼の妹千枝子との恋に
付いて記されていた。
主人公はすごく頭でっかちな感じで
知的で哲学的な印象だった。
最初はちょっとしたBLって感じだったが、
あまり感想らしい感想もなく読み終わってしまった。