- 作者: 池谷裕二
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2006/09
- メディア: 単行本
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私好みの脳関連本なのだが、時間がなく飛ばし読みのため
あまり頭に入っていない。
やる気やモチベーションは「体を実際に動かしてみる」ことにより
脳が活性化してくるので、とりあえずはじめるというのは
必要らしい。年賀状書くの面倒〜と思っても実際書き始めれば
そのままのめりこんでいくみたいな・・
そして、「褒めること」と達成したときに感じる「嬉しさ」
これらがモチベーションを保つのに必要という。
脳の機能の大敵はマンネリ化で、知的好奇心や探索心を持っていないと
脳の性能はダメになっていくので「どうせ一緒でしょ〜」と言わず
なんでも好奇心旺盛にするのは必要らしい。
脳は不確実さを楽しむようにできているから
不安を感じることは脳が活性化してむしろいいらしいというのは
なんとなく気が休まる気が。
ネガティブに思うことはよくないという世間の風潮に
反していてなんだか心強い。
でもこの本で一番心に残ったのは血液型のことで
「アメリカ人の半数はO型、南米では90%がO型、インドでは40%がBで
タイは33%がAB」という話。
日本人はAが一番多いわけだが、やはり民族性を感じる興味深い結果だ。
南米やインドはよくわかるが、タイのABというのは不思議な気もするが。