「竹中式 マトリクス勉強法」 竹中平蔵

竹中式マトリクス勉強法

竹中式マトリクス勉強法


読んで字のごとし、竹中式の勉強法の解説だ。


「がんばれ」という日本語をよく使いがちだが、
これを英語にするとYou can do itになるというのは
なるほどと思った。それに対して言われたほうは
Yes,I canと答えたりするらしい。
確かにニュアンスとしては近いなと思った。
ただし、お客に無理難題をI know you can do it〜
なんていわれるのはいい気持ちがしないものだが・・


「簿記3級が完璧に分かれば、経済全体が分かる」
簿記を勉強してみようかとつい思ってしまう。


英語の勉強もとにかく「読む量」を増やすことを言われている。
やはりたくさん読まないとだめなわけね・・・
「英語のうまい日本人の表現方法を真似る」「わからない単語を
辞書で引き、マイ単語帳に記入して徹底的に暗記」など
努力を欠かさないのが上達の秘訣だ。
地味にこつこつを努力を重ねても、なかなか成果が実感できなくても
ある日突然実ることがあるというのは勇気づけられる。


竹中さんは本人自体がものすごい努力家で勉強好きだが、
この本の中で繰り返し説かれているのは
お互いを高めあえる人とだけ付き合えということ。
ネガティブな人や、一緒にいても自分が高められない人とは
付き合ってもいいことがない。勉強仲間やライバルは
しっかりと取捨選択しろと。
誰と働くかにもこだわり、職場に尊敬できる人がいない場合は
転職や他部署への異動を考えるべきと厳しい。
はて?自分はどうかと考えると、転職、他部署への異動が
必要な職場のような・・・