- 作者: 古処誠二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/04
- メディア: 新書
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自衛隊の基地内で発見された盗聴器。
外部からは進入不可能の場所での発見に
防諜のエキスパート防衛部調査班の朝霞二尉が派遣されてきた。
犯人の残したわずかな痕跡から事件の全容を描き出す。
余裕ある大人然としたスタイリッシュでかっこよく
そしてさわやか系ハンサムの朝霞。
コーヒー中毒で始終飲んでいる。
端から見るとのんびりしているようにも
見えるときもある彼だが、頭脳明晰で完璧。
魅力的なキャラクターのはずなのに
いまいち乗り切れなかったな〜。
犯人や動機もいまいちだったし。
それがリアルだったりするのかもしれないが。
でも自衛隊の人々は世間でずいぶんと肩身の狭い思いを
しているのだなということはわかった。