「考える技術・書く技術」 バーバラ・ミント

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則


サブタイトルで「問題解決力を伸ばすピラミッド原則」とある。
このピラミッドで考えるというのが、勝間さんの本では
よくわからなかったので、これで勉強と思ったが
やはりちょっと難しい。
それぞれの文を読んでいるには、ふむふむと思うのだが
なんだか頭に入ってこないんだよな〜(照)


ビジネス文書を作成するにはとても有効だと思うし
自分が今仕事でするべきことを考えながら文にして
これに習ってやってみようとは思ったが、もう少し勉強が必要だ。


とりあえず見出しは「調査結果」や「結論」などではなく
メッセージの内容を反映する見出しをつけるべきというのは
参考になった。

考える際には「状況」からスタートし、その中で発生する「複雑化」を記述し
そこから生じる「疑問」を記述。その疑問にたいして本文で「答え」を与える。
たとえば
・しなければいけない仕事がある(状況)
・その仕事に妨げになるようなことが起きた(複雑化)
・どうすればよいか?(疑問)
と言った感じだ。


ダブリやモレをなくす。


問題を定義するのに、目で見えるように図式化して
今までの安定を覆すような出来事を述べ
望ましくない結果を明らかにする。
それと同時に望ましい結果を具体的に述べ
その問題を解決するために、今まで何らかのアクションが取られたか
分析の結果、答えるべき疑問を明らかにするというのは
わかりやすくて自分にもできそうと思ったが
やるとなるとうまくいかないんだろうな。


すぐに文書に起こすのでなく、図式を使うことを盛んに薦めている。
見た目わかりやすいので、ロジカルに考えやすいのと
文書にしてしまうと、なんとなく満足のできに思えてしまうかららしい。
やってみるか〜。


それにしてもこういったビジネス書を読むと、前に読んだ人が
鉛筆でアンダーラインをしていたり、括弧でくくっていたりして
ポイントがわかりやすいわ〜(笑)