「効率が10倍アップする新・知的生産術 - 自分をグーグル化する方法」勝間和代


これは「国家の品格」とは正反対の、論理的にすべて進め
一切の無駄を省くことに命をかける本だ。

これも実は思いがけず面白く、なかなか実用的な感じだ。
もっと「これは私にはできそうもないな〜」ということの
オンパレードかと思ったがいくつか実践できることがある。

意外にもダイエット関連の記事もあり興味深く読んだ。

彼女もマッキンゼーにいたのね。
そこに中途採用で入ったとき、「フレームワークのない会話なんて
主婦やサラリーマンのおしゃべりと同じ」と言われ衝撃を受ける。
フレームワーク力が大切ということでその説明があるのだが
いまいちよくわからなかった。
参考図書があるのでそれを読んで勉強してみたくなった。


そして彼女は高い本を買うことを薦めていてそれも新鮮に感じる。
彼女曰く、高い本ほど良書にあたる確率が高いとかで
2000円以上の本には宝の山が眠っており
5000円以上だったら迷わずに買えと言っている。
そしてマスメディアの情報に触れることにはネガティブで
テレビはともかく新聞まで、情報が大衆向けに薄くなっているからと
それより、実体験と本を重視するように説いているのが印象的。


フォトリーディングの紹介もありとても興味を持った。
私は今までセミナーというものには出たことがなかったのだが
彼女は興味のあるものには参加しているらしくて
私も出てみたいと思った。
フォトリーディングとは読んで字のごとく、
活字を写真のように面で捕らえて情報をすばやく読み取るという
ことらしいのだが、私の心配はセミナーに出ても
ちゃんとできるようになるのかということももちろんだが
読んだ本や見た映画の内容を片っ端から忘れる私がが
たくさんの本を読んでも次から次へと忘れたら果たして意味があるのか。
それが気になって仕方ないので迷うところだ。