「つくもがみ貸します」畠中恵

つくもがみ貸します

つくもがみ貸します


古道具屋兼損料屋を営む姉弟のお紅と清次。
ふたりは本当の兄弟ではなく親戚なのだが兄弟のように暮らしている。

損料屋というのは品物を貸してお金を得る商売だが、
小道具をたくさん有するこの店にはたくさんの付喪神が付いており
店の中では勝手におしゃべりをしているが、清次とお紅を
会話に加えることはない。
何か困ったことがあると清次は道具を貸すことにしては
付喪神達を派遣して彼らから情報を得ていた。


ある日お紅に思いを寄せていた大店の若旦那に見合いの話が来て
気乗りのしない彼はなんとか話を破談にして家を出たのだが、
4年後ひょっこりと帰って来た。ところが・・


なんとなく主人公の清次がえなりかずきでイメージができてしまい
いまいち気分的に乗れなかったな〜。
最近の彼女の作品は私にはピンと来なくなってしまったようだ。