- 作者: 小松成美
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2007/12
- メディア: 単行本
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色々な人のインタビュー集。
目的はもちろん南朋さんだ。
「キャッチボール屋」の話が出たときに
弟の彼は兄にいつもキャッチャーをやらされていた。
ボールとグローブを持つと「南朋、座れ!」と
いつも言われていたが、この映画ではエンケンさんに
「南朋、座れ」と言われキャッチャーを
いつもやらされていたという弟キャラの彼。
それ以外では上原ひろみのインタビューが
興味深かった。彼女もお客がほとんどいないライブを
何度も経験しているというのがびっくりだったが
そんなときでも全力でライブに打ち込む彼女に
ジャズクラブのドンがたまたま来ていて新しい仕事が
開けたり、14人しかお客がいないのに、その日
CDが25枚売れたりとか、必ず逆境を幸運に変えている。
才能はもちろんあるのだろうが、その前向きな姿勢には感動する。