「東京JAZZ FESTIVAL2007」

BIG BAND AND STANDARD NIGHT
東京国際フォーラム

レ・フレール見たさに切符を買ったのだが、
いくつかのバンドが参加するというので
ひとグループ2〜3曲かと思っていたらびっくり!
なんと7時開演で最後の小曽根さんは22時からとある!!
ながっ!


どのバンドもだいたい50分くらいの演奏時間だが、
アンコールやら挨拶やらできっとずれ込み、
小曽根さんにいたってはきっと最後ということで
ますますのびのびになり今日中に終わらないかもと
心配したが、思いのほか、時間通りの進行で驚く。
そしてジャズだからか、曲の途中だからと入場を
断られることもなく、さんざん後から入ってくる人が
いてちょっとびっくりだった。



まずはThe Duke Ellington Orchestra.
各バンドマンの前に置いてある譜面置きが
映画とかで見たことがあるような長方形の台で
なんだかジャズらしい。


続いてレ・フレールは大歓声で、もしかして観客の
3分の1は彼ら目的ではと思うほどだった。
ベーゼンドルファーの美しい響きが堪能できて楽しい。
彼らの先を争うかのようにピアノを弾き捲くる様子も
アクロバティックで見ごたえがある。
弦を押さえて太鼓のような音をだす曲も興味深い。


その後は女性ボーカルのStacey Kentだが、
彼女のけだるく癒し系の歌声は聞いていて気持ちがいい。
彼女のオリジナル曲も多く演奏されたが、
もうちょっとスタンダードも聞いてみたかった。


最後は小曽根さん率いるNo Name Horses.
これも楽しかったのだが、本音ではもっと小曽根さんのピアノに
featureしたものが聞きたかったな〜。


帰りの終電が気になる田舎者の私は最後の曲が終わるや否や
すぐにホールから出てしまったのだが、
あのあとアンコールとかやったのかな?
最後は10時すぎに始まったし、東京の夜は早いので
途中で帰る人が次々と出て、小曽根さんとして寂しかったに違いない。
ごめんね〜。