「パーフェクトブルー 夢なら醒めて」

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あるアイドル予備軍に夢中の男性は、
まだメディアに露出のほどんどない彼女のことを
何から何まで知っている。


ある日彼のバイトしているコンビニに
彼女が客としてやってきて話をするようになる。
彼があまりに彼女のことをよく知っていることに
驚きはするが最初は好意的に思っていた彼女だが、
彼はストーカーではなく「僕は君を生きている」と
話す彼に混乱をして逃げ出し、もうコンビニにも
行かなくなる。


一方彼の方も体の具合がおかしくなってくる。
体毛が薄くなり、力が弱く、体も丸みを帯び
まるで女の子のように変化していっている気がする。
いつしか彼は心も体も彼女を生きるようになっていく。


なんだかわかりずらい映画でちょっとホラーだ。
あんなふうに自分のことを異常に知っているファンが
いたら不気味に思うと思うが、彼女は最初「嬉しい」とか
言っていてそれはないだろうと思った。


このオタク男性を大森南朋が演じているのだが、
歯磨きシーンで口をすすぐのに、ちゃんとコップを
使っているのがなんだか可愛い。
脱ぎっぷりのいい南朋ちゃんは今回もシャワーシーンが
あるのだが、排水溝に水が流れるシーンが何回か挿入され
「これは髪がどんどん抜けているという暗示なのか?」と
なんだか必要以上にドキドキしてしまった。
まあ体毛が抜けていっているという様を映していたのだが。


アイドル予備軍の女の子と話す南朋ちゃんがいつも
礼儀正しく敬語なのも可愛かった。