「恋の時間」

[rakuten:s-premium:10026960:detail]
さして期待もしていなかったのだが、思いがけず楽しめた。

小さな頃から活発で美人の姉は、今も仕事をばりばりとこなし
自分の思い通りの人生を生きている。一方の妹はちょっと控えめで
今は愛する子供にも恵まれて平凡な主婦の生活を送っている。
そんなある日一人暮らしの母が公園で倒れてしまった。
それを機に姉妹の生活はすこしずつ動き始める。
姉は昔付き合っていて今でも心を残している医師の男性と再会し
妹は公園で救急車を呼んでくれた男性と時々散歩で会うようになり・・・


ドラマの感想は姉役の黒木瞳がコートとバックをたくさん持っていて
うらやましいということ。そして彼女はいつも玄関を出るときに
忘れ物チェックを指差し確認するのだが、私もそうなので笑った。
そして靴を履いてしまってから室内に忘れ物を取りに行くのに
履いたまま入ってしまうというのも実は時々私もやる(えへ)
でもあんなに奥までは靴では行かないけどね。本放送当時に
あんなこと普通しないと批判も一部で出ていた気がするが。


耕平が自分で作ったピアノ曲を演奏するのを聴いて感動した香里が
涙を流すシーンでは「私なんかいつもどうでもいいことばかりして
どんどん毎日がすぎていくのに、その間にこんな素敵な曲が・・」と
彼女が言うのだが、まさに私こそこの感じでなんだか胸にこたえる。


黒木瞳の通う焼き鳥屋の親父が泉谷しげるが、美人の方が行き遅れると
言うせりふがあったがあれは正しくない。私も回りは美人から片付いている。
ただし「隙がないとだめ」というのはものすごく真実だ。


最終回はちょっと意外な感じだったが、私は大森南朋を応援しているので
それはそれでよかったなと思った。雪枝(黒木瞳)と山田(宮迫博之)の関係も
美女と野獣はこんなふうに結ばれるのかと世の中の仕組みがわかった。