「プロムナードコンサート No.321」 東京都交響楽団

指揮:小泉和裕
サントリーホール

ブラームス ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77
ドヴォルジャーク 交響曲第9番ホ短調「新世界より」作品95


かなり久しぶりにこのあたりに来た。
ANA HOTELでコンサート前に昼食を取ることにした。
このホテルはとても豪華だが何かと古い印象がして、
アーケードも香港のペニンシュラみたいだった。
結婚式もあちこちでやっているようで、ロビーでは
新郎新婦が行進をしていた。
サントリーホールのコンサートに行く人には食事が
10パーセント割引にホテルでしてくれたのでちょっと得する。


今回はオーケストラの真後ろのパイプオルガン前のP席2000円だ。
なるほど、近くてとても興味深い。楽譜まで見えるようだ。
そんな中私の目を引いたのはコントラバスの茶髪の男の子。
妙に若くて違和感を抱いたくらいだが、顔が見えなかったのを
いいことに自分的には彼がサッカーの福西のように見えて
とても興味深く見た。姿勢がよく、椅子にはほとんど腰掛けているようには
見えないくらいで、まるで立ったまま演奏でなんだかかっこいい。


ところでオーケストラの人たちの拍手って弦を振ったりするものだと
思っていたが、ほとんどのみなさんは手で拍手をしていた。
それと楽譜をめくるのが見ていて緊張する。もたもたしたらどうしようと
他人事ながらドキドキして演奏に集中できないほど(笑)
楽器によってめくるタイミングが違っていたが、あの楽譜は自分パートのみ
書いてあるのだろうか?途中自分が休みのところがすっかり抜けていても
付いていけるのか不思議に思ってしまった。