「N響オーチャード定期 第42回」

指揮 シャルル・デュトワ  ピアノ ユージャ・ワン


曲目
序曲「海の静けさと幸ある航海」op.27 メンデルスゾーン
ピアノ協奏曲 第二番 変ロ長調 op.19  ベートーベン
交響組曲「シェヘラザード」 op.35 リムスキー=コルサコフ


フルオーケストラとはこんなにチェロがいたのかというのが
感想。そして楽譜を一瞬の隙にみんながすごい勢いで
捲くるのもなんだか印象的だった(笑)


ピアノのユージャ・ワンはまだ19歳とか。黒のシンプルなドレスに
赤の放射状の線がウエストから流れているデザインで
彼女のスタイルのよさを際立たせる。
きっと相当な才能の彼女なのだろうが、北京出身でここまで来るのだから
すごい出世なんだろう。


「シェヘラザード」は初めてちゃんと聞いたが、
懐かしいような甘美で美しいメロディと迫力のあるラインが
さざなみのように寄せてあきさせない。
とても楽しめた。