中田引退

ニュースで見てびっくりした。そしてやはりさびしい思いでいっぱいだ。
以前ペルージャまで試合を見に行ったことを思い出す。
彼の前半のキャリアはとても華やかだったが、終盤はあまり恵まれているとはいえない状況だった。まだ盛り返すチャンスはあると思うが、高校生のころから人生のキャリアプランをしっかり立てていたらしいので、今後も何か思う目標があるのだろう。
ホームページの引退発表の文もとてもうまくて感動的で驚いた。


彼はどの世界でも成功するタイプに思える。彼だけではなく、代表の宮本や小野、稲本や高原だってきっと商社マンだったとしても仕事のできる敏腕サラリーマンになっていただろうし、他の仕事をしてもそつなくこなすように見える。でも俊ちゃんはサッカー選手でなかったら成功していなかっただろう。他のメンバーと違ってとてもアンバランスに見えるが、そこが魅力でもあり、オールマイティでないほうがなぜか惹かれる。永遠のサッカー小僧の彼が中田の引退でどうモチベーションに影響が出るのか興味がある。


今朝のドイツ対イタリアの試合をテレビで見た。延長に入り最後の交代にデルピエロが出てきたが、「あ〜、デルピエロか・・・このまま無得点でまたきっとPK。そうなったらきっとドイツだな・・へろへろになっている今こそピッポだして前線をかき回してもらえばいいのに。もうだめだ〜」と思いながら見ていたらあんな奇跡が・・・
監督に心で謝る。