「マルコビッチの穴」

英語のタイトルはBEING JOHN MALKOVICHという、そのままの内容だ。

本業の人形遣いでは食べていけず、就職をしたシュワルツ。彼の勤める会社はやたらと天井が低く不思議なところで、ある日ふとしたはずみで穴に落ちたら、俳優のマルコビッチの中で、彼の見える風景がそのまま見える。１５分後はHIGHWAYに落とされ現実に戻る。
同僚と新聞広告をだし、商売したところ大盛況となる。シュワルツの妻も夢中になり、いつしかシュワルツ自身も・・・

監督のスパイク・ジョーンズは以前アガジとサンプラスがラリーを永遠と続けて、審判のマッケンローがどんどんふけていくCMを作った人らしい。シュールなユーモアを感じる作品だ。キャメロン・ディアスもシュワルツの妻役で出ているのだが、「見たことある顔」と思いつつもクレジット見るまで気が付かなかった。

だれの穴にも入れるとなったら誰のに入りたいかなと思いながら見た。