「里見八犬伝」

新春特番の「里見八犬伝」を見る。この話は滝沢馬琴の原作で、脚本が大森美香なので興味があったのだが、今回は脚本面では特に感想はなかった。
呪いをかけられた里見の姫が自分の命と引き換えに平和を願い8人の犬士に託す。それぞれ文字の書かれた玉を持つ彼らは、ばらばらに生活しているが、いつしか引き寄せられるように集まり自分達の使命を自覚し、戦いを始める。

2夜連続であったが、1夜目の分を見終わってから、衣装がワダエミと知る。成る程、軍勢が進軍する様は確かに「乱」を思い出す。衣装も美しく、2夜目では何かと色に目が行ってしまう。タッキーの青い衣装もとても似合う。それにしても江戸時代などの武士の時代は男性が主役の精か、男性の衣装は凛々しく美しいものが多いのに、それに比べてこの時代の女性の着物は地味というか面白みに欠けて綺麗じゃないな〜。