「歓びを歌にのせて」

文化村に12時ごろ1時半の回の受付にいったら売り切れ。ものすごく混んでいる。4時半の回のために4時ごろ来たところもう夜の分まで売り切れだった。
8年後まで予定の詰まった世界的指揮者のダニエルは心臓病を患い、倒れたのをきっかけにスウェーデンの田舎町に引っ込むことにする。その町は幼い彼がいじめられたのを見かねた母親と以前出ていった街だった。その雪深い町で聖歌隊の指導をやることになった彼は、さまざま問題を抱えた住民達と音楽でひとつになっていく。

牧師がなかなか頭の固い嫌なやつで、奥さんはもっと柔軟でだんだんと対立していく。ある女性は夫の暴力に悩んでいる。屈託のない明るい女の子は以前妻子ある男性にだまされたトラウマを抱える。
このDV男がかなりすごい。銃をぶっ放したしたりしてかなり怖い。なのになぜあの奥さんはさっさと逃げ出さないのかと私達は疑問だったが、そうは簡単にいかないものらしい。
牧師も銃を持ってダニエルを脅すシーンがあったが、簡単に銃が手に入る環境というのは怖いと思った。
レナは笑顔が可愛くまるでゴム鞠のように顔も体も弾けている。知恵遅れの男の子にもとても親切で好奇心も旺盛でダニエルにもどんどん近づくことをためらわない。魅力的な女の子だ。
みんなでクリスマスパーティか何かのシーンで、それぞれ得意のピアノやバイオリン、バンジョー(?)などを披露する。楽器が得意でなくてもダンスが出来たり・・・
みんな芸をもっていて羨ましい。なんか私も開拓したいと思った。