「ロミオとロミオは永遠に」恩田陸

ロミオとロミオは永遠に (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
汚染され荒廃した近未来の日本でまともの生き残るためには、大変な難関を通り抜け「大東京学園」に入学することから始まる。そこでさらに勝ち抜け卒業総代になることが必要とされだれもがそれを目標にしている。しかしアキラとシゲルを待ち受けていたのは、前世紀サブカルチャーの歪んだ遺物と閉ざされた未来への絶望が支配するキャンパスだった。やがてアキラは落ちこぼれ犯罪者扱いの集まる「新宿クラス」に入れられ、その仲間達と一緒に脱走を試みるが・・

出てくる昭和の事象やネタがいちいちわかってしまう私だが、やはり最初は面白くなく最後まで読み続けることが出来ないかもと思ったが、途中美形のシゲルが活躍しだすとちょっと面白くなって最後までどうにかがんばって読む。
最後の終わり方は・・・・う〜んって感じか。まあ、ハッピーエンドだからよしとするか。