「ロマノフ家の末裔 それぞれの人生 シーズン1」

一話しか見ていないがロマノフ家の生き残りのお婆さん。 パリの高級アパートに愛犬と二人暮らし。 彼女はかなりのお年だがいつも綺麗な格好をしている。 カチューシャ、大きめのイヤリングを着用、スカートにパンプス、 サングラスをして外出といういかにも…

「ナックルガール」

ナックルガール 三吉 彩花 Amazon 窪塚洋介が見たくてつい。 なかなかのバイオレンシーで見ていて痛いことが 多かったが主人公の女の子も強くてかっこよく お荷物になっていなくていい。 窪塚君は途中で残念なことになったいたが 見れてよかったのだ。

「やまと絵 受け継がれる王朝の美」 東京国立博物館

上野公園は木々が色付きまるでリュクサンブール公園のような おしゃれな様子だった。そしてトーハクへ。 「やまと絵」展は土日祝祭日は予約が必要とのことで予約していく。 やはり中は混んでいる。あまり混雑しているとみる気が失せるが。 最初に出てきた「…

映画 TENET

TENET テネット(字幕版) ジョン・デイビッド・ワシントン Amazon 吉本ばななのエッセイに金持ちの生活ぶりがリアルと感想があり興味を持つ。 封切り当時は時間が入り乱れ難解という評判だったが 思ったより理解できたような気がするが やはり疑問がいっぱい…

「好きになってしまいました。」三浦しをん

好きになってしまいました。 作者:三浦しをん 大和書房 Amazon 彼女のゆるいところがいい。 読んでいて思わず吹き出すことも。 林業のおじさん達とも仲良くできる彼女の自然体のすごさを 感じた。

映画HOKUSAI

HOKUSAI [Blu-ray] 柳楽優弥 Amazon 北斎の若い時を柳楽優弥、晩年を田中泯が演じた。北斎はじいちゃんのイメージなのでやはり田中泯はドンピシャだ。 版元の蔦屋を演じた阿部寛の存在感と貫禄がすごい。幕府の役人に店をめちゃくちゃに荒らされてもまんじり…

「生活を創る(コロナ期)」 吉本ばなな

生活を創る(コロナ期) どくだみちゃんとふしばな9 (幻冬舎文庫 よ 2-41) 作者:吉本 ばなな 幻冬舎 Amazon 久しぶりに吉本ばななのエッセイを読んだがなかなかの武闘派ぶりに少し驚く。 そして時々書いてあることが小沢くんが書きそうな内容と感じることも。 …

「池上彰と考える、仏教って何ですか?」 池上彰

池上彰と考える、仏教って何ですか? 作者:池上彰 飛鳥新社 Amazon 最近京都に行ってお寺などを見るにつけ仏教についての疑問が 湧いてきてもう少し知りたいと思い読んでみることにした。 時に日本の仏教の歴史みたいなものがわかり面白いし為になる。 日本…

「日本画 聖地巡礼」 山種美術館

このところ山種美術館皆勤賞なので毎度お馴染みの絵が多い。 横山大観の飛瀑華厳はシンプルな墨絵で構図もよく迫力がある。塩出英雄の積翠宝塔は子供絵のような絵が返って明るく面白い。横山操の蒲原落雁は暗く寒く静かすぎる林の絵がシベリアのような孤独を…

「モネ 連作の情景」 上野の森美術館

睡蓮ばかりじゃないモネの連作が見られる。 色も明るく美しく地中海の海の色も見事。 晩年ほど輪郭を曖昧にして色と明かりで仕上げるような絵ではなく 私好みの絵も多数あったのだがいかんせん混雑がひどい。 あまりに混んでいてゆっくり見れない。 みんなそ…

「日本エッセイ小史 人はなぜエッセイを書くのか」 酒井順子

日本エッセイ小史 人はなぜエッセイを書くのか 作者:酒井順子 講談社 Amazon 酒井順子はものごとをよく見て分析し言葉にするのがほんとに上手だと 毎回思う。 ナンシー関のことを「自分の知らない自分の感情を引き摺り出してくれる産婆の よう」と表現してい…

「京都・南山城の仏像」東京国立博物館

天気のいい日で10月末なのに昼間は薄着でいい感じ。 小さい部屋での展示だったが面白い展覧会だった。 阿弥陀如来立像は快慶の弟子行快の作品とされ 優美なお顔と流れる衣の線など綺麗な細工で さすが快慶一家。 十一面観音の頭のお顔は笑顔、怒り顔などさま…

仲道郁代 ピアノ・リサイタル ブラームスの想念 東京文化会館小ホール

7つの幻想曲作品116 3つの間奏曲作品117 6つの小品作品118 4つの小品作品119 かなり久しぶりに東京文化会館に来た気がする。 ホールは小ホールだったのでこじんまりとしていてピアノの音も 大きく聞こえる。ブラームスは綺麗なメロディでいい。 それにしても…

「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」 遙洋子

東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ (ちくま文庫) 作者:遥 洋子 筑摩書房 Amazon この本久しぶりに読みたいと思っていたが図書館でなく 実家の書棚に見つけた。あれ?買ったっけ? 彼女がすごく真摯に勉強した様子がみれる。 彼女は宝塚の出身かと勝手に思って…

映画 アートのお値段

アートのお値段 [DVD] ラリー・プーンズ Amazon NHKの漫画家イエナガの複雑社会を超定義という番組で現代アートの 特集があった時に見てすごく勉強になり理解もできた。 それを補強するような内容でやはり金持ちは分散投資の一部として 買っているのだなと思…

映画「犬王」

劇場アニメーション『犬王』(通常版) [Blu-ray] アヴちゃん(女王蜂) Amazon 野木亜希子さんが脚本、松本大洋がキャラデザインと知ったのは エンドロール。確かに絵は少しグロいところもあった。 犬王の歌がすごくうまくて驚いた。アヴィちゃんという人らしい…

映画「グロリアス 世界を動かした女たち」

グロリアス 世界を動かした女たち(字幕版) ジュリアン・ムーア Amazon 女性運動活動家の話でmiss、 mrsでもなくmsという呼称を 広げていく。 こういうのに興味を持っている私はフェミニストなのだろうか? とにかく女性は虐げられているなと感じる。 ベッ…

映画「セイント・フランシス」

セイント・フランシス ケリー・オサリヴァン Amazon 家族、彼、仕事なしの34歳女性がベビーシッターになり 女の子との友情と愛情の物語。 女の子はこまっしゃくれて可愛くでも素直ですごくいい子で ベビーシッターをすることで女性も子供も成長していく。 と…

「編めば編むほどわたしはわたしになっていった」 三國万里子

編めば編むほどわたしはわたしになっていった 作者:三國万里子 新潮社 Amazon すごく評判が良かったので読んでみる。 著者はニット製作者なのだが彼女のエッセイ集。 ニットのことや小物、子供時代の思い出や息子のことなど 特別なことはないが読後感はなん…

「コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった」 マルク・レビンソン

コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版 作者:マルク・レビンソン 日経BP Amazon you tubeですすすめを見て読んでみることに。 コンテナをキーワードに物流の歴史やコンテナが世界をどう変えていったかなど 書いてあるのだがその中で中…

「春陽会誕生100年 それぞれの闘い」 東京ステーションギャラリー

電車の中で今日はどこに行こうか考えて急にこれに行ってみようと思い来たが よかった。 かなり前から電車の広告などでポスタービジュアルになっている岡鹿之助の「魚」など あまり興味を惹かれないと思ったが実際見てみると面白かった。 梅原龍三郎の「カン…

「地に足をつけて生きろ!」 スヴェン・ブリンクマン

地に足をつけて生きろ! 加速文化の重圧に対抗する7つの方法 作者:スヴェン・ブリンクマン Evolving Amazon 加速文化の重圧に対抗する7つの方法とサブタイトルが付いている。 何でも加速化していきそれをよしとする、自分の気持ちを優先し すぎるのは果たし…

「美人画 麗しきキモノ」 太田記念美術館

キモノの柄や美しさにフォーカスした美人画展。 私が気に入ったのは歌麿の作品。 タイトルを忘れてしまったが遊女が帰る旦那の羽織を 持っている絵。その羽織は裏側にいかつい達磨が描いてある。 見えないおしゃれの粋を感じさせる。 そういえばイギリスの紳…

「日本画に挑んだ精鋭たち」山種美術館

山種美術館に一番きているかも。 今回も面白かったが、自分でネットで繋ぐ音声ガイドがやはりうまくいかない。 ぶつぶつ切れるんだけど私だけ? 結城素明の巴里風俗 ルーブル美術館は綺麗なパステルカラーでおしゃれ。 山本丘人の「入る日(異郷落日)」もよか…

「虫めづる日本の人々」 サントリー美術館

アメリカでは世間にパンプキンフレーバーが増えてきたら秋を感じるらしいが それは日本では栗だとデパ地下でしみじみ感じた。 テート展の切符を見せたら100円引きになったサントリー美術館。 虫なんてと最初は興味なかったのだが若冲の絵に興味を持つ。 しか…

「赤と白とロイヤルブルー」

赤と白とロイヤルブルー ニコラス・ガリツィン Amazon イギリス王子とアメリカ大統領の息子のロマンス。 王子への呼びかけはmajestyではなくhighnessを使うと初めて知った。 でもアメリカ人の間違えていたからOKね。 アメリカ大統領はユマ・サーマン。頭も柔…

映画「レオニー」

レオニー [DVD] エミリー・モーティマー Amazon Amazonで見る。 イサムノグチの母の波瀾万丈の人生を描く。 日本での差別や困難があったがその時々で支えてくれる女性達の存在に救われる。 イサムの行っていたアメリカの学校が閉鎖になり行き先がなくなった…

「広重ぶるう」梶よう子

広重ぶるう 作者:梶よう子 新潮社 Amazon 勝手気ままで調子のいい広重が火消し同心から絵師になり ベロ藍という青に出会い飛躍していく。 一見わがままな男なのだが情の深いところがあり 彼の身近な人たちが亡くなっていくシーンは 読んでいてもいつしか涙が…

「歌川広重 山と海を旅する」太田記念美術館

今歌川広重のことを書いている本を読んでいる。 まだ読み終わっていないが彼の風景画との関係性などは知っていた。 フィクションだろうからある程度脚色しているのだろうが。 展示物で他人の絵を元に描いている絵が複数あったが本の中では 版元にそれを勧め…

映画「シーセッド」

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け [DVD] キャリー・マリガン Amazon どうしてこんなに女性は弱い立場で虐げられているんだと見ていて腹が立つ。 そして相手の弁護団に複数女性がいるのも戦略的でなんだか嫌だ。 結構実名が出ていて驚いた。 そしてこの男…