「ベートーヴェン捏造」 かげはら史帆

ベートーヴェン捏造 作者:かげはら史帆 柏書房 Amazon 宮部みゆきも推薦していたらしく興味を持った。 ベートーヴェンの今のイメージは自伝を書いたシンドラーによる 捏造があった? 歴史ノンフィクションらしい。 なかなかせこいシンドラーの様子がこれでも…

「合う」のメカニズムを科学する 影響し合う「あなた」と「わたし」の心理学 阪口幸駿/富田健太

「合う」のメカニズムを科学する:影響し合う「あなた」と「わたし」の心理学 ミネルヴァ書房 Amazon 内容は柔らかそうなのに意外に科学している本。 「合う」をテーマに複数の学者が各章を書いている。 赤ちゃんの視力は生まれてすぐには0.02程度しかないと…

「才女の運命 男たちの名声の陰で」 インゲ・シュテファン

才女の運命 作者:インゲ・シュテファン フィルムアート社 Amazon 有名な男性の陰で生きた女性達の物語なのだがみんな才能もあり ただの良妻賢母タイプでもない。男達も賢しくなく優しい女性を 好ましく思う一方で自分のインスピレーションを湧き起こしてくれ…

「決めれば、叶う。」 Honami 浅見帆帆子

決めれば、叶う。 KADOKAWA Amazon 吉本ばななのエッセイを読んでいて興味を持った浅見帆帆子の本。 思いつくことは叶えられることという考えは最近読んだ「お金の学校」と 同じようなことを言っている。 叶えるステップとしては自分の望みをそうなるとはっ…

「お金の学校」 坂口恭平

お金の学校 作者:坂口恭平 晶文社 Amazon 元々はnoteで発表していたものを本にまとめたものだ。 お金についての話なのだが、倫理観の強い人などは読んでいて「ん?」と なりそうなところもありかなりぶっちゃけと感じたが これが支持されるのだろう。 お金が…

「QUITTINGやめる力 最良の人生戦略」 ジュリア・ケラー

QUITTING やめる力 最良の人生戦略 (日本経済新聞出版) 作者:ジュリア・ケラー 日経BP Amazon アメリカでも何かをやめるのは敗者、最後までやり遂げろという文化がよしと されるというのは少し意外だったが日本以上にプレッシャーがあるのかもしれない。 著…

「大富豪アニキの教え」  丸尾孝俊

大富豪アニキの教え 作者:兄貴(丸尾孝俊) ダイヤモンド社 Amazon 吉本ばななのエッセイで名前を知って興味を持つ。 無一文から大富豪になったという彼の人生訓を学べる。 日本人のダメリーマンの聞き話になっていたのだが このスタイルで彼自身が書いたよ…

「赤と青のガウン」 彬子女王

赤と青のガウン オックスフォード留学記 作者:彬子女王 PHP研究所 Amazon 彬子様のオックスフォード留学期なのだがとても心優しい素直な若い女性で とても好感が持てる。また宮家の日常も垣間見れてそれも興味深い。 お出かけは必ずお供を連れなくてはいけな…

「好きになってしまいました。」三浦しをん

好きになってしまいました。 作者:三浦しをん 大和書房 Amazon 彼女のゆるいところがいい。 読んでいて思わず吹き出すことも。 林業のおじさん達とも仲良くできる彼女の自然体のすごさを 感じた。

「生活を創る(コロナ期)」 吉本ばなな

生活を創る(コロナ期) どくだみちゃんとふしばな9 (幻冬舎文庫 よ 2-41) 作者:吉本 ばなな 幻冬舎 Amazon 久しぶりに吉本ばななのエッセイを読んだがなかなかの武闘派ぶりに少し驚く。 そして時々書いてあることが小沢くんが書きそうな内容と感じることも。 …

「池上彰と考える、仏教って何ですか?」 池上彰

池上彰と考える、仏教って何ですか? 作者:池上彰 飛鳥新社 Amazon 最近京都に行ってお寺などを見るにつけ仏教についての疑問が 湧いてきてもう少し知りたいと思い読んでみることにした。 時に日本の仏教の歴史みたいなものがわかり面白いし為になる。 日本…

「日本エッセイ小史 人はなぜエッセイを書くのか」 酒井順子

日本エッセイ小史 人はなぜエッセイを書くのか 作者:酒井順子 講談社 Amazon 酒井順子はものごとをよく見て分析し言葉にするのがほんとに上手だと 毎回思う。 ナンシー関のことを「自分の知らない自分の感情を引き摺り出してくれる産婆の よう」と表現してい…

「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」 遙洋子

東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ (ちくま文庫) 作者:遥 洋子 筑摩書房 Amazon この本久しぶりに読みたいと思っていたが図書館でなく 実家の書棚に見つけた。あれ?買ったっけ? 彼女がすごく真摯に勉強した様子がみれる。 彼女は宝塚の出身かと勝手に思って…

「編めば編むほどわたしはわたしになっていった」 三國万里子

編めば編むほどわたしはわたしになっていった 作者:三國万里子 新潮社 Amazon すごく評判が良かったので読んでみる。 著者はニット製作者なのだが彼女のエッセイ集。 ニットのことや小物、子供時代の思い出や息子のことなど 特別なことはないが読後感はなん…

「コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった」 マルク・レビンソン

コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版 作者:マルク・レビンソン 日経BP Amazon you tubeですすすめを見て読んでみることに。 コンテナをキーワードに物流の歴史やコンテナが世界をどう変えていったかなど 書いてあるのだがその中で中…

「地に足をつけて生きろ!」 スヴェン・ブリンクマン

地に足をつけて生きろ! 加速文化の重圧に対抗する7つの方法 作者:スヴェン・ブリンクマン Evolving Amazon 加速文化の重圧に対抗する7つの方法とサブタイトルが付いている。 何でも加速化していきそれをよしとする、自分の気持ちを優先し すぎるのは果たし…

「死は存在しない」 田坂広志

死は存在しない~最先端量子科学が示す新たな仮説~ (光文社新書) 作者:田坂 広志 光文社 Amazon 最先端量子化学が示す新たな仮説というサブタイトルが付いている。 you tubeなどで量子科学と人間の心の関連などを見たりしていまいち理解できなかったが 興味…

「特別な存在になりなさい」山口路子

特別な存在になりなさい: ジャクリーン・ケネディという生き方 再生版 作者:山口 路子 ブルーモーメント Amazon ジャクリーン・ケネディのことを書いた本。 よく見ると美人じゃなくて雰囲気美人なんだと思う。 ミスコンなどで選ばれるタイプだったようだから…

「全面改訂第3版 ほったらかし投資術」山崎元 水瀬ケンイチ

全面改訂 第3版 ほったらかし投資術 (朝日新書) 作者:山崎 元,水瀬 ケンイチ 朝日新聞出版 Amazon 図書館の返却期限がきて最後まで読めなくて残念。 とにかく全世界株インデックスを淡々と長く積み立てることを推奨。 利益確定も手数料や税金やらが掛かるか…

「中野京子と読み解く 名画の謎 ギリシャ神話編」 中野京子

名画の謎 ギリシャ神話篇 (文春文庫) 作者:中野京子 文藝春秋 Amazon ギリシャ神話、マザーグース、聖書は勉強したいとずっと思っていて できない教養。 絵画を紹介しながらギリシャ神話を解説していきわかりやすい。 聞いたことのある名前も多いけどすぐに…

「日本史を暴く」磯田道史

日本史を暴く-戦国の怪物から幕末の闇まで (中公新書 2729) 作者:磯田 道史 中央公論新社 Amazon 歴史の裏話的本。 天皇終身制は伊藤博文が決めたと書いてあったが本当だろうか? ずっとそうなのかと思ったが確かに途中て退位とか歴史では 多々あった。そん…

「マッキンゼー流入社1年目ロジカルシンキングの教科書」 大嶋祥誉

図解 マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書 作者:大嶋 祥誉 SBクリエイティブ Amazon 何かを考える時にはそれは真実か、誰かの意見なのか、鵜呑みにせずに 批判的に考える。思い込み、これまでの経験、習慣、世間の目、 常識、報道、ネット情報などが自…

「バカと無知」 橘玲

バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書) 言ってはいけない 作者:橘玲 新潮社 Amazon 攻撃を受けた時生き物はまず逃げようとし、無理なら反撃、それも無理な絶体絶命なら 体温と心拍数をさげ胃や腸内のものを排泄し意識を失い「死んだふり」をす…

「最大化の超習慣」 堀江貴文

最大化の超習慣 「堀江式」完全無欠の仕事術 作者:堀江貴文 徳間書店 Amazon 人生を楽しみパフォーマンスを最大限に上げるためのホリエモン流習慣術。 you tubeでの彼のようなすべてをわかってます的なしたり顔なかんじではなく 自分の弱さや共感などもでて…

「掌に眠る舞台」小川洋子

掌に眠る舞台 (集英社文芸単行本) 作者:小川洋子 集英社 Amazon 舞台がモチーフの短編集。 小川洋子らしく童話のような優しいでも時折グロで幻想的だったり現実的だったりする話なのだが、読んだあとにちょっと胸が痛くなるようなノスタルジーを感じる。 読…

「同調圧力のトリセツ」 鴻上尚史 中野信子

同調圧力のトリセツ(小学館新書) 作者:鴻上尚史,中野信子 小学館 Amazon 二人の対談だがとても興味深い物だった。 女の子は成績がいいことにインセンティブがないという話で 鴻上さんが小6の子供達を見ていると男女の能力差に驚くという話が出てくる。 女…

「人間関係の心理学」 オンライン&リアルのトラブルを回避  

ゼロからわかる オンライン&リアルのトラブルを回避 人間関係の心理学 作者:ポーポー・ポロダクション 日本文芸社 Amazon この本はすごく役に立つことが書いてある本なのだがイラストが多用されていて 軽いタッチなのでそんなふうには感じられない。 いつで…

「ストレス脳」 アンデシュ・ハンセン

ストレス脳(新潮新書) 作者:アンデシュ・ハンセン 新潮社 Amazon すごく興味深い本だった。 最近昔に比べてメンタルの病気になる人が最近は増えていると感じる。 著者の国スエーデンでは8人に一人がうつの処方箋を受けているそうだ。 でも心配性の人の遺…

「教養としてのラテン語の授業」 ハン・ドンイル

教養としての「ラテン語の授業」――古代ローマに学ぶリベラルアーツの源流 作者:ハン・ドンイル ダイヤモンド社 Amazon 近所の図書館のおすすめにあって興味を持った。 著者は韓国人でバチカン裁判所の弁護士。イタリア語やキリスト教、法学に加えて ラテン語…

「理系に学ぶ。」 川村元気

理系に学ぶ。 作者:川村 元気 ダイヤモンド社 Amazon 川村元気が理系の人材とインタビューした本。 命が長くなると癌になり、癌を治すとアルツハイマーになるのと一緒で 自然はバランスされていて何かをイジると何かが失われるようになっていると いう話を伊…