2006-11-04から1日間の記事一覧

「魍魎の匣」京極夏彦

14歳の仲良し二人組みの少女、加菜子と頼子は ふたりきりで旅行に出かける。 その途中加菜子が線路に落とされ、大怪我をする。 瀕死の状態で転院をした先はまるで箱のような外観の変わった病院だった。 ところが、入院中の加菜子が誘拐されてしまう。 一方…

「それからはスープのことばかり考えて暮らした」 吉田篤弘

引越し先の大家さんにオーリィさんと呼ばれることになった大里君。 街のはずれに素朴でおいしいサンドイッチ屋さんを見つけて 通うようになるうちに、店主とその息子メガネ君とも仲がよくなる。 無職だった彼はそのサンドイッチ屋で誘われ働くことに。 大い…