「印象派 それから」 三菱一号館美術館

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最近マネ、モネ、ルノアールドガゴッホ

続けて見てきたがこのでもまたあった。

それはそれで面白い作品も多いのだが、

今回はなんといってもシャガールだ。

久しぶりに見た気がする。あんなに明るく鮮明な色遣いなのに

哀愁を感じる。

ユダヤ人にとってヴァイオリンは冠婚葬祭に欠かせない

大切なものらしいがたしかにシャガールの作品には

ほぼヴァイオリンがどこかしらには描かれている。

特に「夢」が良かった。

ゴッホ展 上野の森美術館

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テオ役の声優が解説をしていく展開で
テオ好きの私は嬉しい😃
色々な作品があったが、やはり目玉の「糸杉」
につきる。圧巻だ。
彼は近くで見ると絵具の点が遠くからみると形をなしていく絵が素晴らしいとか言っていたが
確かに彼の絵はそうだなと。
印象派の絵もいくつかあったが、そのコーナーの色彩はやはり明るく綺麗だった。
モネの「花咲く林檎の木」が好きだった。

マリコを止めるな! 林真理子

 

マリコを止めるな!

マリコを止めるな!

 

 

文春のエッセイでわりと最近のものに感じる。

 

作家にコラムなどを頼んでお金を払わないでいいと

思っている人が意外に多いらしいのはひと事ながら

腹立たしい。

小山実稚恵ピアノシリーズ ベートーヴェン、そして・・・第二回 決意表明

 

小山実稚恵さんのピアノシリーズ第二回の

タイトルは「決意表明」

モーツァルトピアノソナタ13番とJ.P.デュポールのメヌエット主題による9つね変奏曲、

ベートーヴェンの「ハンマークラヴィーア」

が演奏される。

今日は一階の後ろめの真ん中あたりの席。

やはりベートーベンの方が好き。

アンコールのモーツァルトトルコ行進曲

でよかった。

閉鎖病棟 Toho cinemas 上野

 

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鶴瓶演じる主役の秀さんはもと死刑囚だが

殺人を犯した理由が短絡すぎる気がする。

原作はてんかんか何かだったらしいが現代ではまずいと

思われて変えられたのだろうか?

そっちの方が納得しやすい気もするが。

 

小松菜奈演じる女の子の義父が一見普通で

いい人そうなのに豹変するのが

現代の闇を感じて怖さ倍増。

コートールド美術館展 東京都美術館

f:id:dji:20191101164130j:imageまずは入り口にテントが張ってあり、持ち物検査が大々的に

行われていた。コンサート会場のようだ。

以前に常連客だかが問題を起こした美術館があったが

ここだったか?

結構しっかりと検査をしていた。

 

作品は可もなく不可もなく。

ルノアールの風景画で珍しく線のしっかりとしたものが

あり新鮮。桟敷席で描かれているドレスの筆遣いは荒いのにお肌が

陶器のようだったのはすごい。

 

 

 

 

「私がオバさんになったよ」 ジェーン・スー

 

 

対談集。

酒井順子との対談で多様性の容認って他者に対してさしたる意見を

持たなくなる側面がある、好き力が強い人は嫌い力も強いとの

話は納得。

 

みんな仲良くしましょう、不寛容はやめようというのは

同調圧力なので不寛容の源とはだれも気付かないといのも

たしかに。

 

中野信子との対談もすごく面白く興味深かったし

男性学の田中俊之も面白い。

男性学と女性学は表裏一体だからだ。

男性は常に女性より上であらねばならないといプレッシャーがすごいらしい。

酒井順子も観察眼が鋭いので面白かった。