「日本の素朴絵展」 三井記念美術館

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三井記念美術館の「日本の素朴絵」展にいく。

昨日の夜どんな展覧会がやっているか見ていたらまさに私好みの緩い素朴絵の数々。

毎年ここは夏に妖怪展をするのに今年はないからと残念に思っていたが、これも子供向きだ。

絵画、仏像、仏画御伽草子、巻絵など

いろいろあったが、地獄の王や地獄絵でさえ

ゆるい線でユーモラスで可愛い。

特に気に入ったのが南天棒筆の「雲水托鉢図」だ。縦長の紙一枚にはたくさんの雲水が一列に連なりこちらに向かい、もう一枚には彼らを

後ろから見た絵が描かれている。

線が極限まで省略された絵がゆるキャラのようだ。

線のシンプルな絵もバランスが取れていて

意外に腕の立つ絵師が描いたのではと

思われるものも多々あった。

映画「カーライル」 ル・シネマ

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文化村のル・シネマは相当ぶりだ。

切符も UR codeに変わっていた。

スクリーンも小さく感じたのは最近東宝などの大きな劇場ばかりに

行っていたせいか・

予告で流れる映画も文化の香りが漂い興味が惹かれるものも。

 

映画はニューヨークび一流ホテルカーライルの

そこで働く人や宿泊するセレブたちがいかにそのホテルを

あいしているかを語るドキュメンタリーだ。

ボウイも宿泊したらしく彼の写真がのこっているが

スタイリッシュでカッコいい!

 

最近私が気に入ってるドラマthe good wifeにイーライ役の

役者が玄関の前で全裸で写真を撮っていてそれはそれで

ある意味フォトジェニックだ。

 

内装もクラッシックで豪華だが何分にも古いホテルで

従業員達もベテラン達が多く、どちらもメンテナンスが大変だろうし

色々と難しいことも多いのだろうことも想像に堅くない。

 

昔はドキュメンタリーは興味なかったが最近は

面白いと感じる。

この映画はセレブがたくさんでているからといいうのも

あるのだろうが。

 

 

 

 

 

優しいほとけ・怖いほとけ 根津美術館

f:id:dji:20190809155615j:image昨日は立秋なのに真夏の暑さが健在だった。

根津美術館への道は表参道の駅を出てから美しい緑の木々と

おしゃれなショップが並ぶ中を歩いていき素敵なところだ。

あれこんなだっただろうかと思ったがこっちの方には

滅多に来ないから気付かなかったが表参道の交差点から

すぐのところだった。

 

そして周りを竹が囲み庭園も大きなおしゃれな美術家で

中の混雑もほどよく静かだ。

展示されているのは鎌倉、南北朝時代の絵が中心だったが

すこし仏像もあり石仏は穏やかなお顔でいい。

庭も散歩したが所々に石仏などが配置され趣がある。

木々から蝉の声も。

またいってみたい。

黒書院の六兵衞

 

連続ドラマW 黒書院の六兵衛 DVD-BOX

連続ドラマW 黒書院の六兵衛 DVD-BOX

 

 

Wowowの再放送で見た。

本放送時には一二話分は見たが興味がもてずに途中でやめてしまった。

だが何かで容保の部屋が黒書院すぐそばにあったことなどを知り

また麒麟児を読んで再度興味が湧いた。

 

幕末の無血開城の時の話で、ひとり城を明け渡さずに立てこもった男

六兵衛の謎が描かれている。

最後まで理由がよく分からなかったが幕末の様子がよくわかる。

江戸城で僧侶が歩く時に足早に手をハタハタさせながら歩くのだが

みんな僧侶が同様にしているので漫画みたいだがあれが決まりなのか?

上野で大敗した幕府軍の兵士たちが埋葬されずに置かれていたという

シーンがあり会津以外でもこんなことを官軍はやっていたの?

伊武雅人演じるゲイの高利貸しもいい味だしていた。

篤姫はいたのに和宮がでていなかったのは残念。

 

膝を擦るように腰を落としながら畳の上を進むのは一番上の礼儀とのこと。

そのシーンを見て八重桜の容保と上様のシーンを見てしまった。

 

それにしても勝がいると安心するな

映画「LOVE,サイモン 17歳の告白」

 

 WOWOWの映画紹介番組で紹介されていて興味を持った。

 

主人公サイモンはごく普通の高校生だがゲイであることを

隠して生きていた。ある日掲示板に匿名で自分はゲイだと

告白する書き込みがありその人にメールを送ってみたら

交流が始まった。

 

友達と楽しい学校生活を送り家族の仲が良く理解がある

サイモンだが、ゲイであることで悩んでいる。

カミングアウトをするのになぜゲイだけがしなくては

ならないのか、ストレートでもするべきではないかという主張も

なかなか新しいし理解できる。

掲示板の彼が学校の誰なのか探していく様子も

サイモンと一緒にドキドキ見てしまう。

サイモンがゲイと知ってゆすってくる悪役の男の子は

クラッシックで正しい悪役で笑ってしまうのだが、なんだか

憎めないところもある。

 

最後はよかったねと言える青春ストーリーだ。

「ウィーンモダン クリムト、シーレ 世紀末への道」 国立新美術館  

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六本木って緑が多くて建物もおしゃれでいいなと毎回この辺を

歩くと思う。 この美術館も緑に囲まれ雨が降っていたから

より鮮やかに映える。

 

なんとなくクリムト展と思っていたがそうではなく

ウイーンの世紀末から近代化していく文化や芸術の歩みを

紹介している感じ。

絵画だけではなく建築や工芸品、グラフィックなど多岐にわたる。

クリムトは初期の写実的な絵もある。

アレゴリーとエンブレムのための原画シリーズのひとつが

母子の愛らしい絵を囲む若く美しい裸体の男性(天使?)の

一人が正面を向きすごくアンニュイな様子が色っぽくていい。

ウイーン分離派の他の画家の作品も面白かった。

映画「クレイジー・リッチ!」

 

クレイジー・リッチ!(字幕版)
 

 封切の時に興味あったのだが、見ることができなかった。

今回はWOWOWで放送。

 

ありふれた中国系アメリカ人の女の子のボーイフレンドが

シンガポールの大富豪の息子で里帰りしてびっくり!という話。

主役のヒロイン役の子は特別美人じゃなくリアル。

相手役の男の子は金持ちの男の子特有の余裕を感じる雰囲気。

シンガポール人の家族は一族の絆が強すぎで大変そうだ。

シンガポールで有名な高層ホテルは危うそうな作りで

屋上にプールもあるみたいだが大丈夫なのだろうか?