映画「奈緒子」

 

奈緒子 [DVD]

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 興味はなかったのに今年は箱根駅伝をお正月に見始めてしまい

思いがけず青学が二位になっているので興味を持ってしまった

ところに、gyaoで配信、そして綾野剛出演と来てみることに。

 

剛は陸上選手だったが、こんなやせっぽっちのアスリートは

いるかと思ったものの駅伝選手はみんながりがりだったかり

ありか・・

そしてエリート高の中心選手という役だったが、

意外に愛想よいギャップが可愛い。

 

この作品で鶴瓶と剛は知り合ったようだが、一緒のシーンは

なさげだったがどうやって仲良くなったのだろう。

「仁和寺と御室派のみほとけ~天平と真言密教の名宝」 東京国立博物館平成館 

22日に降った大雪の名残でまだちらほらと雪が残っている上野だった。

今回の大雪では実家の方でもスキー場のような積もりっぷりで

しかも水っぽくないパウダースノーで感激。雪かきは大変だったが・・

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仁和寺を知ったのは大河の清盛で、新院が戦でここに逃げるという場面で

皇室にゆかりのお寺と知る。

 

観音堂が再現されているところは写真も撮れるので大盛況

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後期の方が作品が充実しているようだが、後ろになるとより混むので

まあいいとしよう。

一番気に入ったのは「両界曼荼羅」という大きな曼荼羅だ。

小島寺におさめられているものだが、前期は胎蔵界を展示している。

 

その後表慶館でやっている「アラビアの道」展を見る。

サウジアラビア王国の至宝とある。

ここは初めて入ったが立派な西洋館で驚く。

もともとは何の建物だったのだろう?

映画「キングスマン ゴールデンサークル」

 

 

グロいシーンもちらほらあったが前回も思えばそうだった。

 

麻薬といえばタイとかカンボジアの山奥というシーンが映画ではよく見受けられるが

今回もやはりその辺。ロボット狂犬がなかなか迫力があって怖い。

 

エルトン・ジョンが誘拐された本人役で出演していたが

思ったほど大根で浮くこともなくいい味を出していた。

 

「N響オーチャード定期第97回」 オーチャードホール

指揮 サッシャゲッツェ

ソプラノ 森麻季

 

Jシュトラウス二世 喜歌劇「こうもり」序曲

ワルツ「春の声」

トリッチ・トラッチ・ポルカ

グノー 歌劇「ミレイユ」より「おお、身軽なつばめよ」

Jシュトラウス二世 皇帝円舞曲

ドニゼッティ 歌劇「シャモニーのリンダ」より「恋の炎」

Jシュトラウス二世 ポルカ「雷鳴と電光」

 

ドボルザーク 交響曲第9番ホ短調作品95「新世界から」

 

新世界は頻繁にコンサートにかかるのでまたかと思ってしまうのだが

聞いてみるとやはり美しい曲だった。

映画「レッドタートル ある島の物語」

 

 ジブリ作品なのだが、無国籍というかヨーロッパの作品という感じだ。

 

無人島に行きつき脱出を試みるも失敗し、やがて人間となった赤い亀と

一緒に生活をしていく男性の一生を描いている。

 

風景がとても美しい。

透明な海の描写もまさに透き通っている水の動きがとてもリアルだし、

砂浜を歩くのもその焦げ付くような日差しも感じる。

その理由は影の描き方なんだと思う。

きっちりと影があるのがとても新鮮だった。

夜の闇も静かで風情があり雨の森も風情がある。

 

セリフはなく、叫び声などだけ。

数匹の蟹がユーモラスな動きで何かと出てきてマスコット的存在だ。

 

情報量の少ないシンプルな絵がとてもいい。

絵本のように優しい。

人間と亀が一緒に泳ぐシーンががとても素敵だった。

映画「シザーハンズ」

 

シザーハンズ (字幕版)
 

 「フランケンシュタインの恋」を見ていた時に、よく話題にでていたので

興味を持っていた。

 

手が刃物になっている異形のエドワードは山奥の屋敷に一人で

ひっそりと住んでいたが、訪問販売のおばさんに心配がられて

彼女の家に連れて帰られそこで暮らす。

おばさんは親切でおせっかいだ。

近所の人たちも興味深々だったが、やはり女性たちは柔軟だと

感じる。みんな興味をもって寄ってきてくれたり。

途中までは和やかに暮らしていた彼だったが、

彼の手の刃物は武器になることがあるのである時をきっかけに

みんなに追われることになる。

 

最後はだんだんとつらい展開になっていくので見ていると

胸が痛くなる。ほろにがなのが大人のファンタジーなのだろう。

最悪の最後ではなかったのが救い。

 

音楽もとてもファンタジックで美しい。

無垢な表情のジョニデもよかった。

 

映画「ゴッホ 最期の手紙」 シネマカリテ

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アニメと実写を交えているらしいと聞いて興味はなかったのだが

内容がテオへの手紙とあり俄然興味がわいてきて。

 

ちょうど水曜日で安く見ることができて、しかも短い作品だったので

この後バーゲンに行く時間も取れて一石二鳥。

 

ゴッホの絵がもとになり、風景として使われ、人物はアニメになって動き

ゴッホの世界が堪能できる。

背景も色鮮やかで美しくファンタジック。

おなじみの絵でもっと違和感があるかと思ったが

すんなりとこの世界に入れた。

字幕版を見たかったのだが吹き替え版も孝之だったしよかった。

しかも原語はフランス語かと思っていたのだが、制作が英国だったみたいだから

英語の原語なのかも。

 

亡くなる前に預かったゴッホの手紙を郵便配達の息子がテオを探して

届けようとするがテオも亡くなってしまったと知る。

つぎに渡すべき人は彼の最後の時を過ごした精神科医と思い

彼を探して届ける。

自死と言われているゴッホの死の真相にも疑問を持ち調べていく。

 

精神科医のガシェは先日のゴッホ展では晩年唯一の理解者っぽく

紹介されていたが、ここではゴッホの死後にめぼしい絵画をさっさと

持っていったり、ゴッホに嫉妬して口論したり、ちょっと悪意を

もって描かれている気がした。

 

ますますゴッホに興味を持った。

とてもいい作品だった。