12年間のコンサートがとうとう最終回だ。
始まった頃は果てしない先と思っていたが、あっという間に最終回で驚く。
バッハ 平均律クラヴィーア曲集 第1巻より 第1番 ハ長調BWV846
シューマン 3つの幻想的小品 作品111
ブラームス 3つの間奏曲作品117
次回はアンコールということで今までやった曲からアンケートを取っている。
何を演奏してくれるのか楽しみだ。
【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』優秀賞受賞作】 縁見屋の娘 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
縁見屋の娘は代々26歳で亡くなるという。
お輪は自分のいく末を案じている中謎めく修行者と出会う。
時代劇ミステリは好きなので期待していたのだが、
もっとラノベちっくというか、私の期待とは違っていて残念。
映画の紹介番組でみて興味を持つ、
この映画はトルナトーレの作品なのだ。
ジェレミー・アイアンズ扮する天文学者は病気で亡くなる前に
恋人にたくさんの手紙やメールを死後に届けるように手配をする。
このカップルは年が離れすぎ、お互い好きすぎでなんとなく違和感。
イタリアの湖畔の別荘がでてくるのだが美しすぎてこのシーンが一番好き。
ヒロインは美人に見えるときとそうでない時がある。
シャワーの中でうつろに座り込むシーンがありその裸体が彫刻のようだと
映画の感想で言われていたが、彼女がモデルになってかたどりをした
彫刻が映画の中で展示されていたがそれは本当に完璧な肉体だった。
ジェレミーが自撮りのビデオをとって彼女に送り続けるのだが、
最後のビデオでは後ろ姿のみの撮影になっているほど弱っているのに
しっかりスーツを着ていてイギリス男。
満島ひかりが主人公で戦時中に満州に開拓に行った人々の人生の変遷を
描いており大河のようだ。
新井浩文がいい人でちょっと珍しい。
満島ひかりの弟役で綾野剛が出ているのだが、無垢な感じで本当は彼女より
年上なのだが、ちゃんと弟らしくなっていた。(しかも結構年下設定のような)
雪の中ウサギかなにかを弟たちと捕獲するのに様子を見ているところなんて
本当に愛らしい。
ところどころ実際の開拓者たちの証言を挟んで展開するのだが
見ていると戦争の不条理に怒りと悲しみを感じる。
映画「64」にもでていて目についた金井勇太がいて今回も注目。
いい俳優さんだな。
このドラマでは中国との戦争を主に描いているのだが、中国人を悪く描いておらず
その点もよかった。