パニック映画としてもそれなりにドキドキできたし面白い。
誰かも書いていたが、政府の危機対策の仕組みが覗けたのが
興味深かった。
セリフも早口で難しい内容もちょいちょいあり聞き取りづらいのは
私が年を取ったから!?
野村萬斎ってどこに出ていた?
パニック映画としてもそれなりにドキドキできたし面白い。
誰かも書いていたが、政府の危機対策の仕組みが覗けたのが
興味深かった。
セリフも早口で難しい内容もちょいちょいあり聞き取りづらいのは
私が年を取ったから!?
野村萬斎ってどこに出ていた?
14日は東宝の劇場が割引になるのでふと入ってみたら今日が初日だった。
原作も何も知らないままに入ってみたがそれなりに楽しめた。
銀魂というより福田作品という印象だからか。
とにかくいろんなパロディが入っているので、元ネタをいかに知っているか
によって楽しめ具合が違うかもしれない。その意味では日本国内向けかも。
劇場内では笑い声がかなり上がっていたので今の人たちにはとても受けているの
だろうと思う。私も声を出して笑ったところもあったし・・
岡田将生の長髪も意外に違和感なく可愛い。
柳楽優弥の土方もかっこいい。
新井浩文の岡田が独特のねっとりした悪人の存在感がすごい。
基本お笑いのこの作品で彼のところだけマジだった。
最後はなんだか続きそうなどうとでも取れそうな終わり方。
UVERworldの曲もかっこよかった。
この本は犯罪がモチーフになっているが、実際の事件をヒントにしているものが
多いようでどこかで聞いたことがある内容だったりする。
どの話も短編なのでうまくまとめられているのだが、犯罪を犯すものたちも
一方的な悪人ではなく切なくなる。
ギャンブルにおぼれる「百家楽餓鬼」はお金持ちもボンボンがギャンブルに
のめりこみ会社のお金に手を出していくのだが、主人公のボンボンは
凄く真っ当で混乱する。子供の時からいつ道を踏み外してもぐれても
おかしくない状況なのに冷静に物事を見極め、まともに成長し
大人になって結婚するときもトロフィーワイフ風よりも
ちゃんと尊敬できる女性を選び、自分も一緒にアフリカのキャンプに
ボランティアに行きやりがいを感じたりしている。
そんな彼が中毒のようにギャンブルにのめりこんでいくのに
些細なことがきっかけなのだろう。
小さな女の子が行方不明になる「青田Y字路」も終わり方に余韻があり
映画を見ているよう。
とても面白く読めた。
やはり吉田修一って好きかも。