「大エルミタージュ美術館展~オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち」 森アーツセンターギャラリー

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森アーツの美術展は期待に合わないこともありがちな私だが今回は割と面白かった。

 

レンブラントの「運命を悟るハマン」は暗闇に浮かぶ人物と衣服の質感も

感じられる作品で目を離せない。

アンソニー・ヴァン・ダイクの「王妃ヘンリエッタ マリアの2人の侍女」

という作品では女性二人のなんとも水水しい美しさがはえる。

フラゴナールとジェラール作「盗まれた接吻」も隣の部屋から顔をだして不意打ちでキスをする男性を受ける貴婦人が美しく妖しい。

ベンジャミン・ウエストの「蜂に刺されたキューピッドを慰めるヴィーナス」は

キューピットがすごく愛らしく動きのある面白い作品。

人物画に魅力的なものがおおかったが、ピーテル・ブリューゲル(2世)(?)の

「スケートをする人たちと鳥罠のある冬景色」は人物のいる風景画だが

独特の雰囲気で興味深く飽きずに見ていられた。

 

この作品展の前売り券やチラシの一面にある「林檎の木の下の聖母子」は

クラーナハだった。

 

 

「デトロイト美術館の奇跡」 原田マハ

 

デトロイト美術館の奇跡

デトロイト美術館の奇跡

 

 彼女の本を読むとどの程度これは真実で脚色なのかと気になる。

でもそれくらい絶妙で本当にこんなことがあったんだと感動しながら読める。

でてくる人々も実そこ在の人だし・・

 

最初に出てくる黒人の老人(老夫婦)の話がじんわりとしてそこから

話がつながっている。

読んだ後に感動が静かに広がる話だった。

「ナルセーのナビ派展 美の預言者たち-ささやきとざわめき」 三菱一号館美術館

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今日は天気もよく、風も柔らかく緑も美しい日だった。

 

ナビ派の絵はなんだかぼんやりとしてパンチがない面白味のない絵かと思ったら

今回の展覧会はすごく面白くて満足度が高い。

私はどうやら平面的で色合いが柔らかくきれいで単純な線の絵が好きなのだと自覚。

特に最近の傾向なのだろうが。

 

ベルナールもセリュジエもボナールもヴュイヤールもよかったがやはりヴァロットンが

特別にいいなと再認識した。

ドニの「ミューズたち」はとても素敵だったが、展覧会チラシに載っている絵より

それ以外のものの方により惹かれた。

 

とても面白かった。

音声ガイドでちょくちょく入る館長の話で、フランス人の名前や固有名詞をいうのに

別に特別な発音をしているわけではないのに上手に聞こえるのが何気に不思議だった。

N響オーチャード定期第93回 オーチャードホール

指揮:クリスティアン・アンミンク

ピアノ:クリスティーナ・オルティーズ

コンマス:ライナー・キュッヒル

 

ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調作品15

リムスキー・コルサコフ:交響組曲シェエラザード」作品35

 

今回のコンマスは去年までウィーンフィルだったライナー・キュッヒルさんだが

シェエラザード」をひき始めたら突然一人だけストラディバリウスって

感じに突出して響くのでびっくりした。

 

それにしてもコンサートなどでお辞儀をする外人がいまいち決まっていない

違和感を感じていたが、今回はうっすらと理由がわかった。

きっと膝をまげているからでは?

 

「美人はコレを食べている。」 木下あおい

 

美人はコレを食べている。~食べるほど綺麗になる食事法

美人はコレを食べている。~食べるほど綺麗になる食事法

 

 人は食べたものでできている。

 

太りやすい人に共通するのは「食べ物を無意識に手にしている

そうです!!と頭がちぎれそうなほど同意!

痩せるためには「痩せること」よりも「食べること」を考えるべきと

いうことも激しく同意。

 

気を付けるべきは

  • 旬の野菜をたくさん食べる
  • 発酵食品をとる
  • 食物繊維をとる

味噌汁もマグに味噌を溶かして切り干し大根のような乾きものを入れて

食べるのもお手軽でいいそうだ。

 

そしてとにかく「噛む」

噛むことで内臓が動き出しエネルギーを消費し、体温が上がるそうだ。

 

食べ物に感謝して食べるというのは「思考は現実になる」でも

触れられていた内容だったので、思い出すたびに食べ物を意識するように

しているが、たいてい忘れている。

 

 

「こうして思考は現実になる」 パム・グラウト

 

こうして、思考は現実になる

こうして、思考は現実になる

 

 エネルギーフィールドは誰でもアクセスができ、人間の思考もエネルギーであり

宇宙に存在するすべてのものに影響を与えるので人間は自分の人生を

コントロールできるという。

 

本書でもそれを証明するための実験がいくつかあるのだが

本当に信じきれないと(雑念が入ると)達成できないとあるので

なかなかハードルは高い。

 

これは引き寄せの法則とも関連があり、わくわくして感謝の気持ちがあふれていると

高周波の振動を送り出し同じ周波のものを引き寄せるという。

人は自分と同じ周波の振動を引き寄せるというのは、類は友を呼ぶにもつながる気が

する。これは意識の問題なのでこの辺から心がけはできそうな。

 

そして最も強く頻繁に考えていることが実際に形となって人生に現れる。

 

ダイエットに関しても自分の体を貶すのをやめ、物を口にするときには

必ず愛にあふれた思考をおくり、愛、喜び、平安の気持ちで食べ物を摂取する。

 

ま、すべては気持ち次第ということか。

映画「スノーデン」

 

スノーデン(字幕版)

スノーデン(字幕版)

 

 

監督はオリバー・ストーンだったと最後に知った。

 

映画はとても面白く、スリリングで時間はあっという間にすぎる。

日本も舞台に出てくることもありリアルに見れたり。

アメリカが本当にあんなことをやっているのだと普通に思えた。

それにしてもスノーデンという人があんなに優秀な人だったとは

とても驚く。アメリカにとっても損失だったのでは?

彼は現在ロシアに住んでいるそうだがこの後の人生はどうするのだろう?

 

そして主演のジョセフ・ゴードン・レヴィットがやはり新君に似ている。