ピアノの調教師役の妻夫木聡(ちょっと真面目君な役)の恋人役に蒼井優だったのだが
彼女はすごくかわいいのだが心が病みそうな印象があり、最近出家騒動の清水富美加
みたいにならずに、きちんと女優をやっているのがえらいと思ってしまった。
お話は昭和の家族コメディといった感じで、だんだんとこういう話はなくなってきたなと思う。
宣伝のちらしに載っている「フローラ」は確かに真っ白で内面から輝くような絵画で
やはり目を引く。ただ全体的にはそこまで面白味を感じなかったので残念。
ドクター・ストレンジ役のカンバーバッチが、偏屈天才ドクター時代に
かっこいいスポーツカーを飛ばすシーンがあるのだが、それを見ていて
彼がボンドもありなのではと思ったりして・・・
エンシエントワンが崇高な印象でかっこいい。
敵に寝返った元弟子が「沈黙」の宣教師?と思いながら見ていた。
ストレンジがI've come to bargainというセリフがあり「取引に来た」と
字幕にあったのだがnegotiateとどう違うのだろうか?
このビジュアルでこのタイトルの本は普通の私は手に取らないのだが
ドラマ化して校閲の世界に非常に興味を持った。
エピソードは基本的にドラマで出てきたものだったが、
校閲って面白いなと再認識。
こんな風に新しく校閲するたびに知識が蓄えられたらすごすぎる。
この作家って「花宵道中」のひとだったのか・・
それも意外。
とても面白かった。
アメリカ人の学者の本を読んでいるような感覚になったのは
アメリカの実験の話が多いせいだろうか?
努力は遺伝に勝てず、美人とブスには絶望的格差があるなど
身もふたもない。
人種によって知能が違うというのも興味深かった。
ユダヤ人は知能が高いらしいのだが、同じユダヤでもアシュケナージ系が
優秀とか、黒人の生活水準が低くなりがちな理由など新鮮だった。
遺伝子行動学というらしいが他の本にも興味がでた。