「篠山紀信展 写真力」 横浜美術館

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以前の紀信展で見た作品も多々あった。

初めて歌舞伎に行った時には贔屓の孝夫さんでさえよくわからなかったのに

写真を見ても、誰かわかるようになってきたなと感慨深い。

そして最近テレビで対談していた獅童のものも多かった。

篠山さん昔はすごく孝玉撮ってくれていたのに最近は少なくて残念。

もちろん玉三郎仁左衛門さんもばっちり大きな写真が掲げられていたが・・

 

和服の原田美枝子岸恵子吉永小百合があでやかで美しい。

 

マラーホフが裸で踊る写真はギリシャ彫刻のようだった。

 

横浜に行くとちょっとした旅行気分で楽しかった。

 

映画「ドクター・ストレンジ」 日劇TOHO CINEMAS

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ドクター・ストレンジ役のカンバーバッチが、偏屈天才ドクター時代に

かっこいいスポーツカーを飛ばすシーンがあるのだが、それを見ていて

彼がボンドもありなのではと思ったりして・・・

 

エンシエントワンが崇高な印象でかっこいい。

敵に寝返った元弟子が「沈黙」の宣教師?と思いながら見ていた。

ストレンジがI've come to bargainというセリフがあり「取引に来た」と

字幕にあったのだがnegotiateとどう違うのだろうか?

 

N響オーチャード定期 第92回  Bunkamura オーチャードホール

指揮 ウラディーミル・フェドセーエフ

男声合唱 東京混声合唱団 

 

ムソルグスキーリムスキー=コルサコフ編): 交響詩「はげ山の一夜」

ハチャトリヤン: 組曲「仮面舞踏会」

チャイコフスキー: 幻想的序曲「ロメオとジュリエット」

チャイコフスキー: 序曲「1812年」作品49

 

合唱付きのものを見たことはなかった気がするがすごくよかった。

児童合唱団もいっしょに舞台にでており、とても微笑ましくもあったし。

仮面舞踏会はやはりワルツが秀逸だ。

「校閲ガール」 宮木あや子

 

校閲ガール (角川文庫)

校閲ガール (角川文庫)

 

 このビジュアルでこのタイトルの本は普通の私は手に取らないのだが

ドラマ化して校閲の世界に非常に興味を持った。

エピソードは基本的にドラマで出てきたものだったが、

校閲って面白いなと再認識。

こんな風に新しく校閲するたびに知識が蓄えられたらすごすぎる。

 

この作家って「花宵道中」のひとだったのか・・

それも意外。

 

「言ってはいけない」 橘玲

 

言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)

言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)

 

 とても面白かった。

アメリカ人の学者の本を読んでいるような感覚になったのは

アメリカの実験の話が多いせいだろうか?

 

努力は遺伝に勝てず、美人とブスには絶望的格差があるなど

身もふたもない。

人種によって知能が違うというのも興味深かった。

ユダヤ人は知能が高いらしいのだが、同じユダヤでもアシュケナージ系が

優秀とか、黒人の生活水準が低くなりがちな理由など新鮮だった。

遺伝子行動学というらしいが他の本にも興味がでた。

 

映画「オデッセイ」

 

 ボウイのスターマンがすごくいいタイミングでかかるというのを聞いて

見てみたくなった。

 

ひとりだけ宇宙に取り残された男性の話だ。

この話をみながら宇宙飛行士は全員が性格がいいという話を思い出す。

宇宙という特殊な空間で一緒にやっていくのに強靭な体力、精神力、協調性が

必要だかららしい。

それにしてもこの主人公はとても前向きで見ていると勇気と元気がでる。

こんなになっても希望を捨てないでいるというのは普通の人間には無理だよな。

映画館でみたかったかも。